
ゲーム・Web業界の成長を支えるDX戦略|アーロ×PixPot対談
「採用を強化したい」「ブランドをもっと魅力的に伝えたい」――
そんな課題から始まった、アーロとPixPotによるDXプロジェクト。
Webサイトのリニューアルを軸に、デザイン・マーケティング・AIの3つの視点から、どのように“未来志向のブランド戦略”を描いたのか。
ゲーム・Web業界の最前線で挑む両社のリアルな取り組みをお届けします。
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プロジェクトの背景

ゲーム業界で採用力を高めるためのWebサイト刷新
横堀様(アーロ)
当時ちょうど採用力をもっと高めたいと考えていて、コーポレートサイトのリニューアルを検討していました。
Eキャリアさん経由で応募はいただけていたのですが、他社さんとの比較で最終的にうちが選ばれないケースがありまして。
その理由の一つが“ホームページの魅力不足”だと感じていたんです。
そんなタイミングでPixPotの遠藤さんからご連絡をいただき、提案内容を見た瞬間に“このチームなら理想のサイトを作ってくれる”と直感しました。
森様(アーロ)
私も同じ気持ちでした。PixPotさんはただサイトを作る会社ではなく、こちらが求めている以上の提案をしてくださる。
痒いところに手が届くというか、細かい要望もちゃんと汲み取ってくれて、まさに期待以上のパートナーだと感じました。
“即決”の理由
デザイン力×誠実な提案で信頼を獲得
横堀様(アーロ)
当初は予算も少し抑えたいという気持ちがあったんです。
ただ、PixPotの遠藤さんが“それでは本当に求めているものは作れない”と丁寧に説明してくださいました。
そのお話を聞いて、やはりきちんとしたサイトを作るにはしっかり投資した方がいいと納得できましたし、
その誠実さと提案内容を信頼できると感じたので、他社と比較する前にお願いすることを決めました。
森様(アーロ)
私も同じで、前にお願いしていた制作会社には正直、期待の十分の一くらいの仕上がりで満足できなかったんです。
だからこそPixPotさんと初めてお話したときは驚きました。
最初の打ち合わせからこちらの意図を理解した上で“こうした方がいい”と具体的な提案をくださって、
『ここなら大丈夫だ』とその場で即決しました。
デザインと制作過程

ゲーム会社らしい革新性を表現したWebデザイン
髙橋(PixPot)
今回はテンプレートを活用したデザインではありましたが、その中でもアーロさんの特徴を最大限表現できるよう意識しました。色味や余白の取り方などは何度も社内で検討して、細部までこだわりました。
北谷(PixPot)
メインビジュアルでは迫力あるものを、採用情報では人の温かみが出るように——その両方をどう見せるかがテーマでした。ゲーム会社としての革新性を感じてもらいつつ、応募される方が親しみを持てるように、写真やカラー、文字サイズまでかなり吟味しました。
髙橋(PixPot)
そうですね。特に写真選びは何度も候補を入れ替えて検討しました。
横堀様(アーロ)
そのこだわりは完成品を見てすぐに分かりました。いい意味で、私だったら最初には選ばないような斬新的で革新的なデザインをしていただいて、とてもありがたかったです。最初に出していただいたカラーバリエーションも想像以上に斬新で、社内でも『おおっ』という声が出たほどでした。トップページのインパクトも大きく、“これがうちの顔になる”と感じました。
森様(アーロ)
私も同じです。『こういう雰囲気が欲しい』とお伝えしただけなのに、それをきれいにうち用に落とし込んでいただけて、本当に素晴らしかった。要望をお伝えした際もすぐに対応していただき、“こういうのが欲しかった”がそのまま形になったのが印象的でした。
横堀様(アーロ)
自分では選ばない斬新なデザインを提案していただいたとか、すごいありがたかったです。社内でも非常に評価がよかったです、ありがとうございました。
今後の展望

AIとマーケティングで営業を革新
横堀様(アーロ)
これからは、人の力だけに頼った営業ではなく、HubSpotなどのマーケティングオートメーションやWeb施策を取り入れ、マンパワーとデジタルを組み合わせた仕組みを作っていきたいと考えています。今のフェーズでは人力営業が中心ですが、効率化のためにもプラスアルファの取り組みが必要だと感じています。
遠藤(PixPot)
私たちもAI活用には力を入れています。画像生成や動画制作、キャッチコピー作成など、社内のいろいろな業務でAIを使うのを習慣化しているんです。アーロさんにも、採用やマーケティングの場面でAIを活用したご支援ができればと思っています。
森様(アーロ)
AIは怖がるものではなく、使いこなすものですよね。デザイナーとしてもAIをうまく仲間にできる人がこれから強いと思います。人の感性を活かしながらAIを取り入れる——“AI×人間のクリエイティブ”こそ次世代の武器になると感じています。
これからのゲーム業界へ
“Special One”を目指すアーロのビジョン
横堀様(アーロ)
私たちは“関わる人すべてを幸せにする”ことを本気で考えています。売上や地位ではなく、結果として業界No.1、つまり“Special One”になれる会社を目指したい。働く人が夢を叶えられる環境を整え、記憶に残るゲームを作り続けたいと思っています。
横堀様(アーロ)
AIを味方にしながらオリジナリティを磨き、日本のゲーム業界を再び世界No.1に押し上げたいですね。AIを活かしつつ、私たちならではの作品を作り続けることが大切だと思っています。
おわりに
人を幸せにするゲームを——No.1より“Special One”を目指して
仲間として未来を共創する
髙橋(PixPot)
お二人の温かさと前向きなビジョンに触れ、私たちも多くを学びました。
今後も一緒に成長できるパートナーでありたいです。
森様(アーロ)
もう他人ではなく家族のような存在。これからも共に歩んでいきたいです。
横堀様(アーロ)
これからも気軽に相談し合える関係を築いていければ嬉しいです。
編集後記
「ゲーム業界」「Web制作」「AI活用」というキーワードが示すように、
両社の取り組みはこれからの採用ブランディングのモデルケースとなるでしょう。
