
BtoB SNSマーケティングの基本と実践例 SNSはBtoCだけじゃない!法人向けでも成果を出す最新施策を解説
BtoB企業にとってSNSは、信頼を積み重ね、将来的な顧客やパートナーとの関係を築く土台として機能します。
PixPotでもBtoB企業向けのSNSの企画立案や、運用支援などの事業も行なっております。是非、お気軽にお問合せください。DXコンサルティングはこちら
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BtoBでもSNSマーケティングは必要なのか?
「SNSはBtoCのものでしょ?うちは法人相手だから関係ない」——そう考えている企業担当者は少なくありません。しかし結論から言えば、BtoB企業こそSNSを活用すべきです。
特に購買までの意思決定プロセスが長く、複数の関係者が関わるBtoB領域では、SNSは「接点をつくり、信頼を積み上げていく場」として非常に有効です。近年はDXの進展により、情報収集の主戦場がGoogle検索や展示会からSNSにシフトしてきています。
BtoBとBtoCのSNS活用の違いとは?
BtoCは「即時性・エンタメ性」が重視される一方で、BtoBは「信頼性・専門性・関係構築」が重視されます。
そのため、以下のような違いがあります。
項目 | BtoC | BtoB |
投稿内容 | 商品紹介、キャンペーン、流行ネタ | 専門知識、業界トレンド、事例紹介 |
投稿頻度 | 高め | 安定性重視 |
目的 | 認知・購入 | リード獲得・商談機会創出 |
成果測定 | いいね・CV数 | 資料請求・問い合わせ・商談件数 |
代表的なBtoB向けSNSとその特徴
BtoBに特化したSNS。日本では伸び始めのフェーズですが、グローバル市場を視野に入れる企業には不可欠です。
■ X(旧Twitter)
拡散力と即時性に優れ、業界ニュースやリアルタイム情報発信に最適。BtoBでも使い方次第で有効です。
実名制かつグループ機能が充実しており、業界交流やターゲティング広告にも活用可能。
■ YouTube
製品デモやウェビナー、カンファレンス動画を通じて視覚的に信頼を構築できます。
SNSマーケティングを導入する3つのメリット
潜在顧客との接点を増やせる
広告ではリーチしきれない潜在層や情報収集層にアプローチ可能です。
専門性・信頼のブランディングができる
ノウハウや実績をSNSで定期発信することで、「この会社は詳しい」という印象を形成できます。
採用にも活用できる
近年ではSNSで企業文化を発信し、共感する人材の応募を増やす採用マーケティングも重要です。
SNSマーケティング成功のためのステップ
- 目的の明確化(例:リード獲得、採用強化など)
- ターゲットの設定(企業規模・業種・役職)
- 媒体選定(LinkedIn?Facebook?X?)
- コンテンツ設計(ノウハウ、事例、動画など)
- KPI設計(フォロワー数、問合せ件数など)
- 効果測定と改善(PDCA運用)
BtoBで成果を上げるSNS活用のコツ
「BtoBマーケティングでは“短期的な成果”を期待しすぎないことが重要です。SNSはあくまで顧客との“関係構築”の場と捉え、継続的に発信を行いましょう。また、企業公式アカウントと並行して、経営者・担当者の“個人アカウント”を活用するのも近年のトレンドです。」
— BtoBマーケティングコンサルタント 山田一郎氏
BtoB企業のSNS戦略フロー図
まとめ
BtoB企業にとってSNSは「必ずしも派手さを求めるもの」ではありません。むしろ、信頼を積み重ね、将来的な顧客やパートナーとの関係を築く土台として機能します。
「SNSはBtoCだけ」と思い込まず、自社の強みや専門性を活かした発信を始めてみましょう。最初は手探りでも構いません。大切なのは、続けること・検証すること・改善することです。
尚、PixPotでもBtoB企業向けのSNSの企画立案や、運用支援などの事業も行なっております。是非、お気軽にお問合せください。
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